子どもに本を買ってあげたいけど、買うためのきっかけが欲しい
図鑑や絵本など、子どもにいろいろと買ってあげたいのですが、
無条件にたくさんの本を買ってあげて良いものか悩んでいました。
これは必要だ、と思ったものは買ってあげるのですが、
子どもが、「この本が欲しい」と言ってきたものについて、
何でもかんでも買ってあげるのには抵抗があります。
そこで、シールが貯まったら欲しい本を買おう、ということにしました。
ごほうびシールとは
大きな紙にシールを貼るための枠を書いて作ります。
その枠内に、シールを貼って貯めていくというものです。
ごほうびシールのルール
ごほうびシールのルールは主に2つ設定しました。
1.もじのドリル、計算ドリルなどをやったらシール1枚ゲット!
2.お手伝いをしたらシールを1枚ゲット!
1.もじのドリル、計算ドリルなどをやったらシール1枚ゲット!
もじのドリル、計算ドリルを1ページできたらシールを1個貼っていいよ、
というルールを設け、ドリルをするためのモチベーションアップにもつなげました。
2.お手伝いをしたらシールを1枚ゲット!
お手伝いしてもらったら、シールを1個貼っていいよ、ということにし、
お手伝いも積極的にやってもらうよう仕向けました。
ごほうびシールの効果
ごほうびシールを実際にやってみて、主に4つの効果がありました。
1.ドリル、お手伝いを積極的にするようになった
2.シールが貯まっていく喜びを感じられる
3.何が人のためになるかを考えるようになった
4.ごほうびシールを与える側にもなった
ごほうびシールの効果~ドリル、お手伝いを積極的にするようになった~
こちらは文字通り、ドリルやお手伝いとごほうびシールをリンクさせましたので、
ドリルやお手伝いを積極的にやってくれるようになりました。
それだけ普段頑張っていたら好きな本を買ってあげても良いな、と思えます。
ごほうびシールの効果~シールが貯まっていく喜び~
シールが貯まっていくのが目に見えて分かりますので、子どもにとっては楽しいものになりました。
毎日のように、今何枚貯まってるかを数えています。
視覚化するのが効果的だと分かりました。
ごほうびシールの効果~何が人のためになるのか考えるようになった~
お手伝いをするとシールがもらえる、というルールによる効果です。
お手伝い=人のためになることをする、と子どもの中で変換されたようで、
こういうことをしたらシールもらえるかな、ということを言ってくる場面もありました。
例えば、
お父さん、お母さんが忙しい時に弟の面倒を見たからシール貼ってもいい?
といった発言がありました。
子どもなりに、人のためになることがどんなことかを考えているのだなと思いました。
ごほうびシールの効果~ごほうびシールを与える側にもなった~
ごほうびシールは親が子どもに対して、シール貼って良いよ、という一方通行かと思っていたのですが、
子どもからも、お仕事頑張ってるからシール貼って良いよ、
と言われるようになりました。
子どもなりにどのようなことをしたらシール貼って良いことにするか、考えているようです。
子どもからもシールを貼って良いよ、と言われるのは思ってもみなかったので、最初に聞いたときは驚きました。
ごほうびシールを継続させるコツ
ここで、ごほうびシールを継続させるコツを紹介します。
シールが貯まっていく喜び、だけではモチベーションの維持が難しくなってきます。
そこで、よりモチベーションを維持するための方法は、
親も同じ事をする
です。
つまり、親もごほうびシールを貯めるようにするということです。
私の子育ての考え方の一つに、
子どもにやってほしいことがあるなら、同じことを親もすべし
というものがあります。
子どもだけにやれというのではなく、親も一緒になってやることが継続につながると思っています。
ご褒美シールが貯まったら
ごほうびシールが貯まったら、子どもが欲しがっていた本を買いに行きます。
子どもは
「昆虫の図鑑」
が欲しい、と言っていたので、シールが貯まったら昆虫の図鑑を買ってあげました。
私は
「宇宙の図鑑」
が欲しいということでシールを貯めている最中です。
ちなみにシール1枚の単価をいくらにするかも考えました。
シール1枚で10円で設定しました。
図鑑がおよそ2,000円ですので、200個のシールが貯められるように枠を作り、
全部埋まったら図鑑を買ってあげるようにしました。
つぎはなぞなぞの本が欲しい、とのことで、2シート目に移っています。
まとめ
子どもに積極的に本を買ってあげたいけど、無条件に買ってあげるのには抵抗があります。
本を買ってあげるきっかけ作りでごほうびシールを考えました。
実際にやってみて、
ドリルやお手伝いを積極的にやってくれるようになり、
人のためになることとは何かを考えるようになり、
効果があると思います。
シールが貯まるという視覚化することも効果をあげる要因になっています。
親も一緒にやることで、200個ものシールを貯めることも成し遂げることができました。
親も子も楽しく取り組んでいけたらと思います。
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