燐と雪男の出生の秘密、そして親子の絆『青の祓魔師 終夜編』感想

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――アニメ『青の祓魔師 終夜編』感想――

青の祓魔師 終夜編を見終えた。

派手な戦闘よりも、過去と想いを丁寧に描く構成で、

回を追うごとに静かに心を揺さぶられる物語だった。

燐と雪男の出生、

獅郎とユリの過去、

そして「青い夜」という悲劇。

終夜編は、

「想いは、ちゃんと伝わるのか?」

という問いを、ずっとこちらに投げかけ続けていたように思う。


静かになぞられる過去(1〜3話)

序盤は、獅郎とユリの過去を丁寧に振り返る回が続く。

まだ重たい展開にはならず、

これから語られる出来事の「下地」を静かに整えていく印象だった。

この穏やかさが、後に訪れる出来事をより重く、より悲しく感じさせる。


物語が動き始める転換点(4〜6話)

4話では、サタンが自分自身を認識する。

そして5・6話で、燐の出生が明かされる。

一方で、雪男の出生はまだ語られない。

すべてを一気に明かさず、あえて「残す」構成が、物語の緊張感を保っていた。


しえみという心の拠り所、そして青い夜(7〜8話)

しえみは、燐にとって心を落ち着けられる存在として描かれていた。

そして、「青い夜」の出来事はあまりにも悲劇的で、衝撃的だった。

「青い夜」は言葉を失う展開だった。


ユリの最期と、取り返しのつかない後悔(9話)

ユリの最期。

そして獅郎の

「もっと優しくしてやれたのに」

という言葉。

この一言に、すべてが詰まっていた。

後悔。

取り戻せない時間。

もう届かない想い。

とても悲しくて、自然と涙が出た。


想いが伝わった瞬間(12話)

終夜編12話。

燐と獅郎のやり取りで、涙が止まらなかった。

獅郎が、燐と雪男のことをどれだけ想っていたのか。

それを、燐がきちんと理解できた瞬間。

親子であること。

兄弟であること。

その絆を、はっきりと感じることができた。

ここまで積み重ねてきた物語が確かに結ばれたように思う。


おわりに

終夜編は、

悲劇や後悔を描きながらも、

最後に「絆を感じることができた」という救いを残してくれた。

次のストーリーを心待ちにしています!

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