※この記事には、TVアニメ『アオのハコ』第1期の内容に触れる感想が含まれます。
※物語の核心はぼかしていますが、未視聴の方はご注意ください。
1期を見終えての正直な感想
『アオのハコ』第1期を見終えて、
一番強く残ったのは「青春のきれいさ」よりも、
感情のリアルさだった。
特に、雛の恋はとても現実的だったと思う。
- 好きな気持ちは本物なのに
- 相手の気持ちは自分に向いていない
- それでも簡単には諦められない
このどうしようもなさが、
きれいごとにしない描かれ方をしていた。
だからこそ、
見ていて苦しくもあり、目を離せなくもあった。
雛は、ちゃんと「恋をしていた」
雛の恋は、とにかく分かりやすい。
好意を隠さないし、行動でも気持ちを示す。
だからこそ、
見ている側としては何度も思ってしまった。
ここまで想ってくれているのに、
どうして届かないんだろう。
でも同時に、
その「分かりやすさ」こそが、雛の強さであり、弱さでもあったのだと思う。
一方通行だと分かっていても、止まれない恋
雛は、自分の気持ちが報われないかもしれないことを、
たぶん最初から分かっていた。
それでも、
- 伝えずに後悔するくらいなら
- 想いを向けたまま苦しむくらいなら
「ちゃんと好きでいる」ことを選んだ。
その姿があまりにも真っ直ぐで、
見ていて何度も胸が締め付けられた。
待つ時間が、いちばん残酷だった
答えを待つ時間。
期待してしまう自分と、
期待したくない自分。
どちらも雛の中にあって、
その揺れが痛いほど伝わってくる。
恋って、
結果そのものよりも、
待っている時間が一番しんどいのかもしれない。
そう思わせる描写が続いた。
大喜を責めきれないから、余計につらい
正直に言えば、
雛推しとしてはモヤモヤする場面も多かった。
でも、
大喜が不誠実だったわけでも、
誰かを軽んじていたわけでもない。
だからこそ、
誰も悪くないのに、
誰かが傷ついてしまう恋
になってしまった。
この構図が、とても現実的で、
余計に感情移入してしまった。
菖蒲と匡がいたから、感情を保てた
そんな中で救いだったのが、
周囲のキャラクターたちの存在だ。
特に、
- 雛の気持ちを代弁するような菖蒲の言葉
- 全体を冷静に見つめる匡の立ち位置
この二人がいなかったら、
感情的にかなりしんどかったと思う。
視聴者の気持ちを、
ちゃんと作品の中で受け止めてくれている感じがあった。
雛の恋は、負けたけど「無駄」じゃない
結果だけを見れば、
雛の恋は報われなかった。
でも、
雛が流した時間や感情は、
決して軽いものではない。
むしろ、
- 自分の気持ちに嘘をつかず
- 逃げずに向き合った
その姿は、とても誇らしかった。
だから、忘れられない
『アオのハコ』第1期は、
ただの青春ラブストーリーではなく、
恋をすることの美しさと、残酷さ
を同時に描いた作品だった。
雛を応援しながら見たからこそ、
この物語は、きっとずっと忘れられない。
2期も楽しみにしています
第2期では、
それぞれのキャラクターが
どんな気持ちで前に進んでいくのかが描かれるはず。
雛が経験した恋も、
きっとその先につながっていくと信じたい。
また感情が揺さぶられるのは分かっているけれど、
それでも続きを見たいと思わせるのが
『アオのハコ』の強さだと思う。

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