子どもに資産贈与したら確定申告をしよう
私は子ども用の資産形成のために、VT(ETF)と個別株(優待取得目的)を子どもに贈与しています。
贈与したVT、個別株には税金がかかっています。
子どもの資産所得にかかっている税金の還付を受けよう、というのがこの記事の主旨です。
子どもの資産所得に税金がかかっている
子どもにVTや個別株を贈与すると、VTや個別株で配当金をもらうことができます。
子ども名義であっても、その配当金には税金がかかります。
配当所得ですので20%の税金がかかっています。
確定申告で払った税金を還付してもらえる
配当所得にかけられた20%の税金、これは確定申告をすることで還付してもらえます。
子どもには収入がありません。
あっても少額です。
収入が無いので、配当金で数千円、数万円もらっていても、
確定申告をすれば税金の還付を受けることができます。
親の確定申告ではなく子ども自身の確定申告です。
2021年分の確定申告の結果
2021年分の確定申告をした結果は次の通りです。
配当所得13,194円に対して1,921円の税金がかかっていましたが、
全額1,921円が還付されました。
注意点
子どもの確定申告で税金の還付を受けるのは誰にでも当てはまるわけではありません。
注意点は以下の通りです。
・まずはきちんと贈与申告しましょう。
親から子ども名義にお金を移しますので、きちんと贈与申告をすることが必要です。
・ジュニアNISAなど非課税口座で資産運用している場合は対象外。
非課税口座で運用している場合は税金がかかりませんので確定申告不要です。
・子どもが親の税扶養から外れないように気をつけましょう。
親の税扶養から外れるほどの贈与はしないようにします。
配当収入が数万円レベルでは問題ないです。
まとめ
子どもに贈与したら確定申告をして税金還付を受けましょう。
子どもにVTや個別株などを贈与している場合は、子どもに配当収入が発生し、
20%の税金がかかります。
子どもの分の確定申告することにより、この税金の還付を受けることができます。
注意点は次の通りです。
・まずはきちんと贈与申告をしましょう。
・ジュニアNISAなど非課税口座で資産運用している場合は対象外です。
・子どもが親の税扶養から外れないように気をつけましょう。
以上、子どもに贈与している場合は検討してみてください。
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