映画感想|数分間のエールを ~ 自分はどれだけ本気で創作しているんだろう ~

アニメ

※この記事には『数分間のエールを』の内容に触れる箇所があります。未視聴の方はご注意ください。


評価:7/10

『数分間のエールを』を視聴しました。

上映時間は約68分と短めですが、個人的にはこれくらいの長さでちょうど良かったです。

初見でまったく知らない作品でしたが、

主人公の彼方が好きな音楽に出会い、

「この曲のミュージックビデオを作りたい」と思うところから物語が動いていきます。

見始めたときは、彼方に少し「空気を読めない人」という印象を持っていました。

ただ、見ていくうちに、その印象は少し変わりました。

空気を読めないからこそ、周囲に合わせすぎず、自分がやりたいと思ったことに向かって進める。

彼方のそんな姿は、創作する人間として少し羨ましくも感じました。


一人でMVを作っていく彼方がすごい

一番印象に残ったのは、彼方が一人でMVを作っていくシーンです。

アイデアを考えて、それを形にしていく。

背景も描く。

キャラクターも描く。

思いついただけで終わらせず、実際に自分の手で作品にしていく。

そこまで一人でできるんだ、と素直に驚きました。

ただ、この場面を見ながら、同時に自分自身の創作についても考えてしまいました。


AIを使えば、できることは増えた

自分もAIを活用するようになってから、できることはかなり増えました。

イラストを作ったり、小説を書いたり、アイデアを形にしたり。

以前なら「自分にはできない」と思っていたことでも、

AIを使うことで作品として形にできるようになりました。

それは、とても面白いことだと思っています。

一方で、彼方が創作している姿を見ていると、

「自分は本当に創作に向き合えているんだろうか」

とも感じました。

AIを使えば、ある程度のものは作れます。

でも、本当に自分で絵を描いている人は、

構図を考え、背景を描き、キャラクターを描き、何度も試しながら技術を身につけていく。

そこには、やはり熱意やテクニックの差があるように感じます。


自分はどれだけ本気で創作しているんだろう

今回、この作品を見ながら一番考えたのはここでした。

自分はどれだけ本気で創作しているんだろう。

悪い言い方をすれば、自分はまだ中途半端なのかもしれません。

創作したい。

何かを形にしたい。

そう思いながらも、一つのことにすべてを懸けているわけではない。

そして、今のところ大きく稼げているわけでもありません。

そう考えると、

「本当に本気でやっていると言えるのか?」

と自分に問いかけたくなります。

彼方の創作を見て、その差を見せつけられたような気持ちにもなりました。


なぜ、何かを作りたいのか

作品の中で印象に残ったのが、

「なぜモノを作りたいのか」

という問いです。

誰かの心を動かしたいから。

その考えには、とても共感しました。

自分の場合はどうだろう、と考えました。

稼ぎたいからなのか。

もちろん、収益につながれば嬉しいです。

でも、それだけではない気がします。

自分が良いと思ったもの。

自分が好きだと思ったもの。

自分が考えたこと。

それを形にして、誰かにも「いいね」と思ってもらいたい。

誰かの心に響いたり、共感してもらえたりしたら嬉しい。

たぶん、自分が何かを作りたいと思う根底には、そんな気持ちがあるんだと思います。


覚悟が弱くても、それでも作ってみたい

彼方のように、一つのものに向き合い続ける姿を見ていると、

自分の覚悟はまだ弱いのかもしれないと思います。

本気で創作している人から見れば、自分はまだまだ軽いのかもしれません。

それでも、何かを作れるなら作ってみたい。

自分の考えや、自分が好きだと思うものを形にしたい。

そして、それを見た誰かが少しでも共感してくれたら嬉しい。

今回の『数分間のエールを』を見て、自分の創作に対する姿勢を少し考えさせられました。


まとめ|誰かに何かを届けたい、という思いを感じる映画

『数分間のエールを』は、創作する人の熱量を感じる作品でした。

彼方が一人でMVを作っていく姿を見て、

「すごいな」

と思うと同時に、

「自分はどれだけ本気で創作しているんだろう」

と考えました。

AIを使えば、自分にもできることは増えています。

でも、それだけで満足するのではなく、自分自身がどこまで創作に向き合いたいのか。

そこは、これからも考えていきたいと思います。

この作品を一言で表すなら、

「誰かに何かを届けたい、という思いを感じる映画」

でしょうか。

創作している人や、何かを作ってみたいと思っている人には、

特に何か感じるものがあるかもしれません。

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