小学校の課題図書として、子どもが読んでいた絵本。
気になって、一緒にページを開いてみました。
物語はとてもシンプル。
「かべをどうする?」という問いかけに、読む人が自分なりの答えを探していきます。
子どもと話した「壁」のいろいろ
読みながら、自然と子どもと会話が広がりました。
・壁にもいろんな壁がある(低い壁・高い壁)
・越え方もいろいろ(飛び越える・よじ登る・道具を使う・助けてもらう)
・ときには避けてもいい
「なるほど、そんな見方もあるんだ」と、子どもの言葉に気づかされる瞬間もありました。
大人にとっての「壁」
一緒に読んでいるうちに、社会人になってから研修で聞いた言葉を思い出しました。
「自分が越えられない壁は来ない。越えられる壁しか来ない。」
大人になっても、人生にはさまざまな「壁」が現れます。
その時どう向き合うか――子どもと語り合うことで、自分自身のこれまでの経験や思いとも重なりました。
コツコツ越えていく
どんな壁も、一気に乗り越えるのは難しい。
でも、ひとつひとつコツコツと越えていけるはず。
そんな前向きな気持ちをあらためて感じさせてくれた読書体験でした。
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