はじめに
軽いラブコメかと思って見始めた
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』(通称:わたなれ)。
テンポの良さでサクサク見られる作品ですが、
実際に見てみるとキャラクター同士の関係性やすれ違いが印象に残る作品でした。
※ネタバレは控えめに感想を書いています。
テンポが良くて見やすい
まず感じたのは、テンポの良さ。
会話や展開が軽快で、気負わずにどんどん見進められます。
ただ、テンポが良いだけで終わらず、
ふとした瞬間に感情の動きが入ってくるのもこの作品の特徴。
軽さの中に引っかかりがあり、そこが印象に残りました。
キャラ同士の“ズレ”が面白い
この作品の魅力は、キャラクター同士の性格や考え方のズレ。
れな子の何気ない発言が別の意味で受け取られたり、
その結果として勘違いやすれ違いが生まれていきます。
この“ズレ”がコメディとして機能していて、
自然とクスッとさせられる場面が多かったです。
真唯と紗月、それぞれの個性
特に印象に残ったのは、真唯と紗月のキャラクター。
真唯は勢いがあり、場の空気を一気に変えるタイプ。
強引に感じる場面もあり、少しモヤっとすることもありましたが、
それも含めてテンポの良さにつながっているように感じました。
一方で紗月はクールな印象ながら、考え方に少しズレがあり、
そのギャップが面白いキャラでした。
勘違いとすれ違いが生む関係性
れな子を中心に、キャラクター同士の関係が少しずつ変化していくのも
見どころのひとつです。
何気ない一言や行動がきっかけで、相手の受け取り方が変わり、
関係性が揺れていく。
その積み重ねが、物語の面白さにつながっていると感じました。
三角関係の行方と紫陽花さん推し
物語の後半では、れな子・真唯・紫陽花の三角関係へと展開していきます。
それぞれの距離感や思いの違いがより色濃くなり、
この関係がどうなっていくのかが大きな見どころでした。
個人的には紫陽花さん推し。
まっすぐなところや、勘違いしながらも一生懸命な姿が印象に残るキャラでした。
ただ、甘えモードに入ったときは少し違和感もありました。
とはいえ登場キャラ全員にクセがある作品なので、
その一つとして受け取ると納得できる部分でもあります。
印象的なシーンは“タイミング”が大事
印象的なシーンが多い作品ですが、感じたのは“タイミング”の重要性。
何気ない場面よりも、
関係性の積み重ねがあった上でのシーンの方が強く印象に残る。
演出の見せ方のうまさも、この作品の魅力の一つだと感じました。
まとめ
テンポの良さで気軽に見られる一方で、
キャラクター同士のズレやすれ違いが印象に残る『わたなれ』。
全体として、決して万人に強くおすすめできる作品ではないかもしれませんが、
関係性の変化や感情の揺れが気になって、
つい見続けてしまう不思議な魅力がありました。
ラストでは紫陽花さんがれな子に想いを伝える展開で一区切り。
ただし三角関係の行方はまだ描き切られておらず、
続きは映画で展開されるようです。
この関係がどのように決着していくのか、
今後の展開にも注目していきたいと思います。
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