※この記事には『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』7〜10巻のネタバレが含まれます。
『BORUTO』7〜10巻を読みました。
この4巻で特に印象に残ったのは、カワキの変化です。
最初は周囲を信用せず、どこか刺々しい雰囲気のあったカワキ。
しかし、ナルトの家で過ごし、ナルトやボルト、ヒマワリと関わっていく中で、少しずつ変化していきます。
その一方で、「殻」の存在感も大きくなり、デルタやジゲンといった強敵が次々と動き始めます。
そして物語は、再び大筒木へとつながっていきます。
カワキが少しずつ変わっていく
7〜10巻で最も印象に残ったキャラクターは、カワキでした。
ナルトの家で暮らすようになった当初は、まだ周囲への警戒心が強く、ボルトとの関係も決して良いものではありませんでした。
しかし、ナルトとの関わりを通じて少しずつ心を開いていきます。
そして、その変化はボルトとの関係にも表れてきました。
同じ「楔」を持つ者同士というだけでなく、少しずつ互いを理解していくような関係になっていきます。
ナルトの存在が、カワキにとってかなり大きいのだと感じました。
ナルトの言葉は『NARUTO』を読んだからこそ響く
8巻で印象に残ったのが、ナルトとカワキの会話です。
影分身で自分を殴っても気分は晴れない。
切磋琢磨する友達がいると世界は変わる。
そして、それは「全て実証済み」。
この言葉には、ものすごく説得力があります。
『NARUTO』を読んできた側からすると、ナルトが何を経験してきたのかを知っています。
孤独だったナルトが仲間と出会い、サスケとぶつかり、さまざまな人との関わりを通じて成長してきた。
だからこそ、カワキに掛ける言葉がただのきれいごとではなく、ナルト自身の人生そのものから出てきた言葉に感じられます。
『BORUTO』だけでも意味は伝わると思いますが、『NARUTO』を読んでいるとより深く理解できる場面でした。
「殻」は想像以上に強い
カワキの変化が描かれる一方で、「殻」の動きも不穏です。
デルタが動き出し、ナルトと直接戦うことになります。
ナルトを相手にしても全く動じない姿は、不気味でした。
最終的には戦闘経験の差もありナルトが勝利しますが、「殻」のメンバーが一人ひとりかなりの力を持っていることが分かってきます。
科学忍具のような能力も多く、これまでの忍術中心の戦いとはまた違った雰囲気になってきました。
「殻」とは何なのか。
何を目的としているのか。
まだまだ分からないことが多く、その不気味さが続いています。
ナルトとサスケでも圧倒されるジゲン
10巻では、ついにジゲンが本格的に動き出します。
そして、ナルトとサスケが二人がかりで戦うことに。
『NARUTO』を読んできた身としては、この二人が揃えばかなり安心感があります。
それでも、ジゲンは圧倒的な強さを見せます。
ナルトは封印され、状況は一気に悪化。
ここまで強い相手が出てくるのか、と驚きました。
さらに気になったのが、ジゲンと大筒木イッシキとの関係です。
10巻を読んだ時点では、
「ジゲンもまた、大筒木に乗っ取られているのではないか?」
と感じました。
そう思わせる描写もあり、乗っ取られる前のジゲンがどのような人物だったのかも気になりました。
結局、大筒木が絡んでくる
7〜10巻を読んで強く感じたのは、
「結局、大筒木が絡んでくるんだな」
ということでした。
『NARUTO』の忍界大戦で、大筒木カグヤとの戦いは一度終わりました。
しかし『BORUTO』では、大筒木の存在が再び物語の中心に近づいてきます。
十尾の存在も示され、前回の忍界大戦で終わったと思っていた戦いが、まだ続いているような感覚があります。
せっかくナルトたちが平和な時代を作ったのに、また大筒木との戦いが始まるのか。
そんな絶望感も少しありました。
まとめ
『BORUTO』7〜10巻では、カワキの心境の変化が大きく描かれました。
ナルトとの関わりを通じて少しずつ人を信頼するようになり、ボルトとの関係も変わっていく。
その変化が、この4巻で一番印象に残っています。
また、ナルトがカワキに掛ける言葉は、『NARUTO』を読んできたからこそ、より重みを感じられました。
一方で、「殻」、ジゲン、十尾、そして大筒木。
物語の規模は再び大きくなり、ナルトとサスケでも簡単には対抗できない脅威が現れます。
ナルトは封印されましたが、カワキとボルトの「楔」によって救出への道は開かれました。
サラダ、ミツキも加わり、ここからナルトを救い出せるのか。
続きの11巻も読んでいきます。
関連記事
『BORUTO』1〜6巻では、ボルトとナルトの親子関係や科学忍具、「楔」、そして謎の組織「殻」へとつながる物語が描かれています。
7巻以降の展開につながる重要な要素も多いので、ここまでの流れを振り返りたい方はこちらもどうぞ。

『BORUTO』を読んでみる
『NARUTO』のその後の世界を舞台に、
ナルトの息子・ボルトたち新世代の物語が描かれる『BORUTO』。
科学忍具や「楔」、謎の組織「殻」など、
『NARUTO』とはまた違ったテーマや謎が少しずつ広がっていきます。
『NARUTO』を最後まで読んだ方は、
その後の忍の世界がどう変わっていくのかを追いかけてみるのも面白いと思います。
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