『さくらんぼ色の、君と夏。』を書いた理由|何気ない夏を物語にしたかった

コツコツ創作

こんにちは、りありくです。

先日、Kindleで短編恋愛小説 『さくらんぼ色の、君と夏。』 を出版しました。

今回は、「なぜこの作品を書こうと思ったのか」

「どんなことを考えながら制作したのか」を振り返ってみたいと思います。


きっかけは、一枚のイラストでした

この作品は、最初から「恋愛小説を書こう」と考えて生まれたものではありません。

AIでイラストを描いて遊んでいるとき、

果物と女子を組み合わせたイラストを何枚も作っていました。

その中の一枚が、まるでライトノベルの挿絵のように見えたんです。

「このイラストに物語を付けたら、どんな作品になるんだろう。」

そんな何気ない思いつきが、この小説の始まりでした。


絵本ではなく、小説だから描けるもの

これまでは絵本も制作してきました。

絵本は、イラストが主役です。

短い文章で気持ちを伝える表現が魅力だと思っています。

一方で、小説なら会話やしぐさ、登場人物の心の動きをもっと細かく描けます。

「少しずつ距離が縮まっていく様子を表現するなら、小説の方が向いているかもしれない。」

そう思い、恋愛小説という新しいジャンルに挑戦してみることにしました。


なぜ果物をテーマにしたのか

果物をテーマにしたのも、実は遊びの延長でした。

最初は、さくらんぼやメロン、スイカなど、

夏らしい果物と女の子を組み合わせたイラストを描いていただけです。

でも見返しているうちに、

「この果物を一つひとつ物語にしたら面白そう。」

と思うようになりました。

そこで、

  • 🍒さくらんぼ
  • 🍈メロン
  • 🍉スイカ
  • 🍑桃
  • 🍇ぶどう

という五つの短編を通して、一つの夏を描く構成にしました。


描きたかったのは、青春の空気

この作品で一番描きたかったのは、派手な出来事ではありません。

放課後の寄り道。

何気ない会話。

ちょっとした照れくささ。

そんな、あとから思い返すと心に残っているような時間です。

恋愛そのものよりも、

「少しずつ距離が縮まっていくのか、それとも縮まらないのか。」

そんなドキドキ感を大切にしました。

また、登場人物の気持ちをすべて説明するのではなく、

「このとき彼は何を思ったんだろう。」

「彼女は本当はどういう気持ちだったんだろう。」

と、読んだ方それぞれが想像できる”行間”も楽しんでいただけたら嬉しいと思っています。


一番苦労したのは「自然さ」

制作の中で一番時間をかけたのは、セリフでした。

少し言い回しを変えるだけで、作品の雰囲気が大きく変わります。

違和感がないか。

この言葉なら自然に聞こえるか。

何度も読み返して、少しずつ修正していきました。

挿絵についても同じです。

作品の雰囲気を壊さないように、構図や表情を何度も描き直しました。

文章とイラストが、お互いを引き立てられるよう意識しながら仕上げています。


初めて恋愛小説を書いてみて

今回、『さくらんぼ色の、君と夏。』で初めて恋愛小説に挑戦しました。

書き終えて改めて読み返すと、「もっとこう書けたかもしれない」と思う部分もあります。

それでも、一冊を書き上げたことで、小説だからこそ表現できる面白さを知ることができました。

これからも、少しずつ物語を書く力を磨いていきたいと思っています。


最後に

『さくらんぼ色の、君と夏。』は、夏の何気ない時間を切り取った短編恋愛小説です。

もし第1話を読んで、

「この雰囲気、好きだな。」

そう感じていただけたら、とても嬉しいです。

第1話「さくらんぼ」はブログで無料公開しています。

そして、その続きを含む全5編はKindleでお楽しみいただけます。

この夏の物語が、どこかで皆さんの心に残る作品になれば幸いです。


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