アニメ感想|呪術廻戦 懐玉・玉折 ~ 最強になった五条悟と、別の道を歩んだ夏油傑 ~

アニメ

※この記事には『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」編(25話〜29話)の内容に触れる箇所があります。未視聴の方はご注意ください。


評価:10/10

『呪術廻戦』第2期の「懐玉・玉折」編を視聴しました。

評価は10点満点です。

五条悟と夏油傑の若い頃が描かれ、今ではまったく違う立場にいる二人が、

かつては一緒に戦っていたことを知ることができます。

バトルの迫力ももちろんですが、二人がどのような関係だったのか、

そしてなぜ別々の道を歩むようになったのか。

現在の物語につながる重要な過去編として、とても面白かったです。


若き日の五条悟と夏油傑

25話から始まるのは、五条悟と夏油傑の学生時代の物語。

二人ともこの頃からすでにかなり強そうで、共に任務へ向かう姿を見ると、

「昔はこんなふうに一緒に戦っていたんだな」

と少し意外に感じました。

これまでの物語で知っている二人の関係を考えると、

この仲の良さがどこで変わっていくのかが自然と気になります。

「懐玉・玉折」編は、五条がなぜ最強になったのかだけでなく、

五条と夏油の関係の始まりを知れる物語でもありました。


五条悟の圧倒的な強さと、アニメならではの演出

26話では、改めて五条悟の強さが印象に残りました。

戦闘そのものも迫力がありますが、映像や動き、間の取り方など、

アニメならではの演出もかっこいいです。

ただ、そこで同時に存在感を放っていたのが伏黒甚爾でした。

五条がこれだけ強いのに、

「この人なら何かやりそう」

と思わせる不気味さがあります。

単純に強いだけではなく、何を考えているのか分からない怖さがありました。


五条悟 vs 伏黒甚爾が一番印象に残った

この編で一番印象に残ったのは、五条悟と伏黒甚爾の戦いです。

五条悟は明らかに強い。

それでも伏黒甚爾は、真正面から力だけで戦うのではなく、

相手をどう崩すかを考えながら戦っていました。

五条の能力や状況を踏まえて攻略しようとする戦略がすごいです。

そして、最強だと思っていた五条悟が一度倒される。

これはかなり意外でした。

「五条なら大丈夫だろう」と思っていた分、伏黒甚爾の強さがより際立ちました。

伏黒甚爾はとにかく強い。

それでいて不気味で、どうやって攻略すればいいのか分からない。

そんな底の見えなさがとても印象に残るキャラクターでした。


敗北から覚醒する五条悟

しかし、そこで終わらないのが五条悟。

28話では、五条が覚醒して復活します。

一度敗れたことで、さらに別次元の存在になったように感じました。

そして伏黒甚爾を倒し、「現代最強の術師」と呼ばれる存在へ近づいていきます。

敗北から覚醒する展開は王道でもありますが、

その圧倒的な強さの見せ方がとてもかっこよかったです。

ここで、

「五条悟はこうして最強になったのか」

と納得できる一方で、五条だけがどんどん先へ進んでいくことに少し不穏さも感じました。


夏油傑はなぜ別の道へ進んだのか

29話では、物語の中心が夏油傑へ移っていきます。

特に印象に残ったのは、九十九由基との会話です。

一般人をなくせば呪霊が生まれなくなるという考え方について、

完全に「ありえない」と切り捨てられなかったことが、

夏油の考え方を決めるきっかけの一つになったように感じました。

それまで抱えていた迷いや苦しさに、一つの答えを与えてしまったのかもしれません。

そして、五条悟と夏油傑は別々の道を歩み始めます。

ただ、見ている時点では、

「本当に二人はすれ違ってしまったのか」

という部分までは、まだはっきり分かりません。

この先の物語を見ていけば、二人の関係がさらに分かってくるのだと思います。

だからこそ、ここで決めつけずに続きを見たいです。


伏黒甚爾の存在が伏黒恵へつながる

もう一つ気になったのが、伏黒甚爾と伏黒恵のつながりです。

甚爾の死後、五条悟が伏黒恵に接触します。

この時点ではまだ分からないことも多いですが、

五条と甚爾の戦いが、そのまま伏黒恵の未来にもつながっていくように感じました。

過去編で描かれた出来事が、現在の物語に少しずつ接続していく構成も面白いです。


五条と夏油の「最初の関係」を知れる過去編

「懐玉・玉折」編を見て一番大きかったのは、五条悟と夏油傑の最初の関係を知れたことです。

最初から敵同士だったわけではなく、

同じ学校に通い、同じ任務へ向かい、共に戦っていた。

それを知ったうえで現在の二人を見ると、また印象が変わりそうです。

五条は敗北をきっかけに覚醒し、最強へ進んでいく。

一方で夏油は、さまざまな出来事を経験するなかで別の答えを選んでいく。

同じ時間を過ごしていた二人が、少しずつ違う方向へ進んでいく姿がとても印象に残りました。


おわりに

『呪術廻戦』懐玉・玉折編は、バトルの迫力だけでも十分楽しめましたが、

それ以上に五条悟と夏油傑の過去を知れたことが大きかったです。

特に伏黒甚爾の存在感は強烈でした。

圧倒的な強さだけでなく、不気味さと戦略まである。

五条悟 vs 伏黒甚爾は、この編で一番印象に残った戦いです。

そして、その戦いを経て最強になっていく五条悟と、別の道を歩み始める夏油傑。

二人の関係がこの先どう描かれていくのか、さらに見ていきたいです。

評価は10/10。

現在の『呪術廻戦』につながる重要な過去編として、とても面白かったです。

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