※この記事には『呪術廻戦』渋谷事変(第30話〜47話)の内容に触れる箇所があります。未視聴の方はご注意ください。
評価:10/10
『呪術廻戦』渋谷事変を最後まで視聴しました。
かなり面白かったです。
登場人物も多く、次々と戦いが起こるので、途中は情報量の多さに追いつくのが大変なところもありました。
それでも最後まで引き込まれました。
五条悟の封印。
メカ丸の戦い。
伏黒甚爾の登場。
宿儺の圧倒的な強さ。
七海や釘崎野薔薇のつらい展開。
真人との壮絶な戦い。
渋谷事変が終わったあとは、物語の世界そのものが変わってしまったように感じました。
中でも特に印象に残ったのは、メカ丸と七海です。
虎杖悠仁の人柄が見えた小沢優子とのやり取り
第30話で印象に残ったのは、虎杖悠仁と小沢優子のやり取りでした。
虎杖は見た目だけではなく、その人自身をちゃんと見ている。
そんな虎杖の人を見る目や優しさが伝わってきて、心がギュッとなりました。
バトルが多い作品ですが、こうした何気ない場面で虎杖の人柄が見えるところも良いです。
ただ、そんな穏やかな空気から一転して、物語はメカ丸と真人の戦いへ進みます。
メカ丸の戦いは、迫力以上に切なかった
メカ丸の巨大な機体を見たときは、
「これはまるでエヴァンゲリオン!」
と思いました。
呪術廻戦を見ていたはずなのに、一気に巨大ロボアニメのようなスケール感になります。
しかし、戦いを見ていくうちに、そんな驚きよりもメカ丸の必死さの方が強く残りました。
真人はかなり強い。
メカ丸も文字どおり命懸けで戦っています。
メカ丸が望んでいたのは、夏油と真人に勝って、京都校のみんなに会うこと。
ただ仲間のところに帰りたい。
それなのに、その願いが叶わない。
特に三輪とのやり取りは切なくて、泣けました。
メカ丸は今回の渋谷事変の中でも特に印象に残ったキャラクターです。
五条悟は強すぎる。それでも封印される
渋谷では、五条悟が漏瑚、花御、脹相を相手に戦います。
複数を相手にしているのに、それでもまだ余裕があるように見える。
やはり五条悟はめちゃくちゃ強い。
ただ、相手側には力だけではなく、夏油の策略があります。
「五条悟なら何とかしてくれる」
と思って見ていましたが、ついに封印されてしまいます。
圧倒的な強さを持っていても、戦いは単純な力比べだけではありません。
最強の五条悟が戦線から消えたことで、一気に絶望感が増しました。
それでも、封印された本人はまだどこか余裕がある。
その姿を見て、少しだけ救われました。
夏油傑は、本当に夏油傑なのか
もう一つ気になったのが夏油傑です。
目の前にいる夏油は、自分が知っている夏油傑ではないらしい。
その一方で、五条悟の呼びかけに身体が反応するような場面もありました。
本当の夏油傑の意思は、まだどこかに残っているのかもしれません。
このあたりは『劇場版 呪術廻戦 0』も見て、夏油や乙骨についてもう少し知りたくなりました。
虎杖と伏黒の連携が気持ちいい
虎杖悠仁と伏黒恵が粟坂と戦う場面も好きでした。
相手は奇妙な術式を使います。
それでも虎杖と伏黒が連携しながら攻略していく。
二人とも単独でも強いですが、協力して戦う姿を見るとスッキリします。
虎杖と伏黒が一緒に戦う場面はやっぱり良いです。
ただ、その一方で現れたのが伏黒甚爾。
『懐玉・玉折』でも圧倒的な強さを見せていただけに、登場しただけで一気に不穏な空気になりました。
七海さんが出てきたときの安心感
重面春太は、見ていてゾッとするような狂気を持ったキャラクターでした。
何をするか分からない怖さがあります。
そんな中で登場する七海建人。
七海さんが現れた瞬間、一気に空気が変わりました。
冷静で、強くて、頼もしい。
とにかくかっこいい。
渋谷事変では多くのキャラクターが登場しますが、その中でも七海はもともとお気に入りのキャラクターでした。
だからこそ、その後の展開はかなりつらかったです。
七海の最期が一番印象に残った
渋谷事変の中で一番印象に残った場面を挙げるなら、七海の最期です。
本当はやりたかったこと。
そして、現実に自分がやっていること。
その二つを対比するような演出がとても良かったです。
好きなキャラクターだったので、
「ここでいなくなってしまうのか」
という残念な気持ちが強く残りました。
もっと七海さんを見たかった。
ただ倒されるだけではなく、七海という人物の人生や気持ちまで感じさせる最期だったと思います。
虎杖悠仁vs脹相も見応えがあった
虎杖悠仁と脹相の戦いも面白かったです。
メカ丸の頭脳と、虎杖の格闘能力を組み合わせて戦う。
力だけではなく、どう戦うかを考えながら攻略していくところに見応えがありました。
それでも脹相はかなり強い。
そして戦いの途中、脹相の中に突然現れた記憶。
あれは一体何だったのか。
虎杖との間に何があるのか、この時点ではまだ分かりません。
今後のストーリーにつながる何かなのだろうと感じました。
伏黒甚爾、宿儺……情報量が多すぎる
陀艮との戦いでは、術師4人で何とか食らいつきます。
伏黒恵の作戦に乗って脱出できるかと思ったところに現れる伏黒甚爾。
さらに宿儺まで一時的に復活。
このあたりは、
「ちょっと待って、情報量が多すぎる」
と思ってしまいました。
次々に大きな出来事が起こるので、処理するだけでも大変です。
それでも一つだけはっきり分かったことがあります。
宿儺、強すぎる。
ここまで圧倒的だと、
「宿儺に勝てる人っているのかな?」
と思ってしまいます。
宿儺はなぜ伏黒恵を気にしているのか
宿儺の伏黒恵に対する発言も気になりました。
伏黒には、宿儺にとって必要な何かがあるように見えます。
今の段階ではまだ理由は分かりません。
ただ、ここまで特別に気にしている以上、今後の物語で重要な意味を持ってくるのでしょう。
このあたりも続きで確認したいところです。
野薔薇の言葉にも泣きそうになった
七海に続いて、釘崎野薔薇にもつらい展開が待っています。
野薔薇の過去から、これまでを振り返っていく場面。
そして、野薔薇が望んでいた「3人で集まる」という願いは、結局叶いませんでした。
それでも、自分の人生を振り返って「悪くなかった」と思える。
その言葉に泣きそうになりました。
野薔薇らしい強さを感じる一方で、もっと虎杖や伏黒とのやり取りを見たかったという気持ちも残ります。
東堂の参戦がとにかく心強い
絶望的な状況の中で登場したのが東堂。
東堂の参戦は本当に心強かったです。
登場するだけで、
「まだ戦える」
と思わせてくれます。
虎杖と東堂が組んだことで、ようやく真人と真正面から戦えるようになったように感じました。
ここから始まる戦いは壮絶でした。
ようやく真人を追い詰める
真人は渋谷事変を通して、かなり好き勝手に動いていました。
それだけに、虎杖と東堂によって追い詰められていく展開では、
「今度こそ倒されてほしい」
と思いながら見ていました。
真人はとにかく強い。
どうやったら倒せるのかと思うくらい厄介な相手です。
ようやく追い詰めたところで、今度は夏油が登場。
最後まで簡単には終わりません。
脹相や京都校も加わる
終盤では、脹相も虎杖側につき、さらに京都校のメンバーも戦いに加わります。
味方が増えて、少し心強くなってきました。
それでも夏油は強い。
これだけ人数が増えても安心できないところに、相手の強さを感じます。
また、敵として戦っていた脹相が虎杖側に来るという変化も面白いところでした。
渋谷事変で世界は変わってしまった
第47話を見て、一番強く感じたのは、
「世界が変わってしまった」
ということでした。
五条悟は封印。
多くの術師が傷つき、街にも大きな被害が出る。
そして虎杖悠仁は、乙骨憂太に追われる立場になります。
渋谷事変にいた術師たちは、これからそれぞれどんな道を歩むのか。
戦いは一区切りついたはずなのに、物語はむしろここから新しい局面に入るように感じました。
お気に入りのキャラクターが倒されていくのがつらかった
渋谷事変を振り返って、一番強く残っている感情は、
「お気に入りのキャラクターが倒されていくのがつらい」
ということです。
メカ丸。
七海。
野薔薇。
物語として面白いからこそ、好きになったキャラクターに厳しい展開が来たときのダメージも大きいです。
特に七海は好きなキャラクターだったので、最期はかなり印象に残りました。
もっと見たかった。
そう思えるくらい好きなキャラクターがいたからこそ、渋谷事変は強く心に残ったのだと思います。
まとめ
『呪術廻戦 渋谷事変』の評価は10/10です。
とにかく展開が濃く、情報量も多い。
途中は処理しきれないと思うくらい、次から次へと大きな出来事が起きました。
それでも最後まで見たくなる勢いがありました。
特に印象に残ったのはメカ丸と七海。
メカ丸の「みんなに会いたい」という願い。
そして、お気に入りだった七海の最期。
どちらも渋谷事変の中で忘れられない場面になりました。
五条悟が封印され、宿儺や夏油の存在もさらに大きくなり、虎杖悠仁を取り巻く状況も大きく変わりました。
乙骨憂太はなぜ虎杖を追うのか。
脹相と虎杖の関係は何なのか。
宿儺はなぜ伏黒恵を気にしているのか。
そして五条悟はどうなるのか。
気になることがまだまだ残っています。
続きがかなり気になるので、このまま死滅回游も見ていきたいと思います。
関連記事
五条悟と夏油傑の過去や、二人が別々の道を歩むことになった経緯については、こちらの記事でも感想をまとめています。
▶ アニメ感想|呪術廻戦 懐玉・玉折 ~ 最強になった五条悟と、別の道を歩んだ夏油傑 ~



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