私は普段、資産管理をほぼ一人で行っています。
証券口座の管理、投資方針の決定、毎月の買付。
家族に相談することはあっても、実際に管理しているのは自分です。
そんな中で、ふと考えました。
もし自分に何かあったら、この資産はどうなるのだろう。
もちろん家族が相続することになります。
でも、その後どうするのか。
そこまで考えたことはありませんでした。
最初は運用マニュアルを書こうと思った
最初に思ったのは、「投資のやり方を全部残しておかなければ」ということでした。
どの銘柄を買っているのか。
どんな基準で買っているのか。
いつ売るのか。
配当金はどう考えているのか。
書こうと思えばいくらでも書けます。
しかし途中で気付きました。
家族が必要としているのは、そんな細かいマニュアルではないのではないかと。
一番避けたいのは「変な運用」
私が残したいのは資産そのものだけではありません。
一番避けたいのは、慌てて全部売ってしまうこと。
あるいは、よく分からない投資に手を出してしまうこと。
せっかく長い時間をかけて積み上げた資産です。
焦りや不安で大きく崩してしまうのはもったいない。
投資は一発逆転を狙うものではなく、人生を少し楽にするためのものだと思っています。
だからこそ、「変な運用をしないでほしい」という気持ちが強くなりました。
残しておくべき3つのこと
考えた結果、残しておくべきものは3つだと思いました。
① 運用方針
一番大事なのはこれです。
私の場合は、
- 慌てて売る必要はない
- 基本はそのまま保有でよい
- 配当金を受け取り続ければよい
- 投資を続けるなら1株ずつで十分
- 迷ったら何もしなくてよい
という内容になりました。
細かい手順よりも、どう考えてほしいかを残すほうが大切だと思います。
② 相続の流れ
相続の専門知識を細かく残す必要はありません。
ただ、
- 証券口座は相続手続きが必要
- 証券会社に連絡すれば案内してもらえる
- 慌てて売る必要はない
この程度は残しておこうと思いました。
知らないと不安になりますが、知っていれば落ち着いて対応できます。
③ 相談先
これは意外と重要です。
私の場合は、生命保険会社に勤務している友人がいます。
金融リテラシーもあり、資産運用に対する考え方も近い人です。
困ったときに相談できる人を一人でも書いておけば安心感が違います。
資産よりも残したいもの
今回考えていて気付いたことがあります。
それは、
残したいのは資産ではなく、考え方なのかもしれない
ということです。
焦らない。
無理に増やそうとしない。
コツコツ続ける。
配当を受け取りながら長く持つ。
そんな考え方が残れば、資産も自然と守られる気がします。
まとめ
資産管理を一人でしている人ほど、
- 運用方針
- 相続の流れ
- 相談先
この3つを残しておくと安心です。
私も最初は大掛かりなマニュアルを作らなければと思っていました。
でも実際には、A4一枚程度のメモで十分かもしれません。
コツコツ投資で積み上げた資産だからこそ、
資産だけでなく、その考え方も残していきたいと思います。
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